GoogleのSNS「Google+」の情報漏えいリスクは隠蔽されていた

今や知らない人はいないと言っても過言ではないGoogle。先日このGoogleが提供するSNS「Google+」で情報漏えいリスクが存在していたことが発覚しました。
個人情報の件数は最大で50万人分で、外部に流出する恐れがあることを把握しながら、半年間公表していないことが分かりました。

今年の3月に実施した社内の検査で不具合を確認できていましたが、同社は「情報の悪用が懸念されたが、悪用された証拠がなかったため公開をしなかった」と話しています。

ウォールストリート・ジャーナルではGoogle関係者と話、Googleは規制強化や企業イメージの影響を懸念して隠蔽していたと報じています。米国内ではGoogleの情報隠蔽として厳しい批判があり、「リスクがあったという事実より、情報隠蔽してことが重大だ」と伝えるメディアもあります。

なお、対象となったGoogle+のサービスに関しては来年8月までにはクローズする予定と報じています。Google+は2011年に誕生したSNSで、アクティブユーザ数は非公開であるものの競合であるフェイスブックに大きく利用者数の差がでてしまったとみられていました。