SNSやショッピングサイト、メールアカウントにネットバンキング…
普段利用している様々なID、パスワードが流出してアカウントが乗っ取られる被害が後を絶ちません。
乗っ取られる前に、簡単にセキュリティ強化ができる「2段階認証」という機能。
今回は、セキュリティ対策の基本と言われる2段階認証についてまとめていきます。
セキュリティ強化の基本である2段階認証とは
2段階認証とは、2つの方法を用いて行う認証方式のことを言い、具体的にはインターネット上のウェブサービス等を利用する際に、通常のID、パスワードに加えて、さらに本人確認の要素を増やすことによって安全性を高めることです。
本人確認の要素として代表的なのは携帯電話などの電話番号の登録です。ログインをしようとすると、登録した番号宛に認証コードが通知されます。
その認証コードが無いとログインできない状態になりますので、まさに自分自身しかログインできないようになります。
自分がログインを試みてないのに、認証コードの通知があった場合は、他人がログインしようとしているということに気づくことができます。
ログインの都度、コードが送られるのは面倒と思われたかもしれませんが、
ログインに使用したパソコンやスマートフォンを「このデバイスを信頼(登録)する」にチェックをつければ、次回以降は省かれます。
2段階認証が必要になった背景
現状、パソコンやスマートフォンなど複数デバイスで複数のサイトにログインすることが日常的となり、ログインする為のIDやパスワードも、ほとんどの人が同じものを使いまわしています。利便性が高い分、1つのサービスからパスワードが流出した場合、他のサービスも同様に不正ログインされてしまうというリスクが伴います。
更に技術の発展やウイルスの増大、巧妙化などパスワード流出する機会が増えているのも事実です。
こういった、何かしらの理由でパスワードを盗まれてしまう可能性が多くなった為、
パスワードだけでログイン出来ないようにセキュリティ強化をする必要があり、2段階認証の導入が増えました。
2段階認証を導入しているサイト
2段階認証は、多くのウェブサービスが既に導入してます。
各サービス利用手順は異なりまりますが、手順は各サイトに細かく説明されております。
導入ウェブサービスとリンクの一部を紹介します。
Googleアカウント
2段階認証プロセスを有効にする
https://support.google.com/accounts/answer/185839?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja
Microsoftアカウント
Microsoft アカウントの 2 段階認証を有効または無効にする
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4028586/microsoft-account-turning-two-step-verification-on-or-off-for-your-mic
AppleID
Apple ID の 2 ファクタ認証
https://support.apple.com/ja-jp/HT204915
Dropbox
2段階認証を有効にする
https://www.dropbox.com/ja/help/security/enable-two-step-verification
Evernote
Amazon
2段階認証を有効にする
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202073820
二段階認証の概要とそのしくみ
https://www.facebook.com/help/148233965247823
Twiiter
ログイン認証を使用する方法
https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/two-factor-authentication
まとめ
セキュリティ対策の一つである、2段階認証について簡単にご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
2段階認証を導入したからといってセキュリティが完璧な訳ではありません。
ただ、こうしたセキュリティの対策の一つ一つ積み重ねが大切な情報を守ることに繋がります。
少しでもセキュリティ強化し、個人情報を流出させない為の手法として、是非実施してみてください。
もし、セキュリティ対策でお困りのこと、ご相談したいことがございましたら、ティースリーまでお気軽にお問い合わせください。
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