「アカウント登録」を見直してみる ~自分の持っている情報の行方~

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普段、パソコンでもスマートフォンでも、アプリに登録したりサービスを利用したりする時に必要な「アカウント」

自分自身の持つ様々な情報に紐づいている事を、改めて意識してみましょう。

『Pokémon GO(ポケモンGO)』とgoogleアカウント

ポケモンgoをご利用の皆様。

『Pokémon GO(ポケモンGO)』では、googleアカウントでのログインで利用する事ができます。

このコラムをご覧いただいている方であれば、googleアカウントは、仕事で必ずと言っていいほど利用するアカウントではないでしょうか。

仕事用のアカウントを利用している方は少ないと思いますが、もし仕事用アカウントのままという方は、すぐにやめていただきたい。また、別アカウントで利用している方でも、誤ってログインしてしまわぬよう気を付けてください。

それにはこんな理由があります。

意識せず完了する「アクセス許可」

現状、『Pokémon GO(ポケモンGO)』をgoogleアカウントで利用する場合、
位置情報だけでなく、以下の権限を与えたことになります。

  • 全てのメールの閲覧
  • ユーザーに成り代わったメールの送信
  • Google Drive上のドキュメントへのアクセス(削除済みを含む)
  • 検索履歴とマップナビ履歴の参照
  • Googleフォト上にある全てのプライベート写真へのアクセス

ゲームアプリで、ここまでコントロールする権限は必要なく、
制作サイドも誤りを認めています。

悪用されないと信じていても、簡単にこのようなアクセスを
許可していると考えると、少し怖くなってきますね。

「アカウント」は何に使われているか

ふと思い返してみると、アプリで端末等のアクセスを許可している
動作はよくあります。

利用する中で、仕事とプライベートの分離はもちろんです。

沢山ある情報の中で、どんな動作をしているのかを、
きちんと判断する事が大切です。

参考:http://japanese.engadget.com/2016/07/12/pokemon-go-google/