Windows7のサポート期間を2023年まで延長へ

Windows7のサポート期間はこれまで、2020年1月14日までとしていたが、2018年9月10日にMicrosoftが延長サポートを有償で提供すると発表がありました。

今回は延長サポートについてご説明していきます。

Microsoftが延長サポート条件

一概に喜ばしいニュースとはいかず条件があります。

  1. 対象は”ボリュームライセンス”契約のWindows 7 Professional あるいは Enterprise であること
  2. 課金はデバイス単位で行われる
  3. 毎年その価格を引き上げる

これらの条件から考えると少なくとも中小企業向けの延命措置とは言えないでしょう。

Windows7サポートの期間延長は救済措置?

ノークリサーチによる調査によると、Windows 7を利用している燃焼500億円未満の中堅中小企業に対してPCのOS更新予定時期を調査したところ、「まだ決めていない」と回答した割合が41.4%を締めているといいます。

そのことから、今回の措置には、MicrosoftにはWindows 10更新を向上をはかりたい狙いがあるものの、サポート期間を過ぎても使い続けられてしまった結果、2017年春ころの身代金要求マルウェア(ランサムウェア)WannaCryによる被害が続発したこを踏まえたのかもしれません。

当時はWindows XPに対しても緊急パッチをリリースせざるを得なくなってしまいました。

新しいOSに切り替えることは良いこと

いずれにしても、古いOSから新しいOSに切り替えることはセキュリティの観点以外にも機能面からしても良いことであり、企業の情報システム部や外部のITコンサルタント等のパートナーは更新に対する啓蒙活動が必要と言えます。

まとめ

Windows10への以降は、単なるOSの更新だけではなく、業務システムや基幹システムなどの新規開発や、PC運用管理い対するコンサルティングを促すことになるでしょう。

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